株式会社 太陽

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レリーフの断片
エジプト、18王朝時代(紀元前1570年~1293年)、石灰石、34 cm x 33 cm

エジプトの歴史において18王朝はエジプトの再統一後に勢力が強まり隣国のシリアやヌビアに対して政略的でした。一般的に知られているエジプトの初の女性支配者ハトシェプスト(在位:1479-1458年)と軍事力と戦略戦争によって史上最大にエジプトを大きくしたと言われるトトメス3世(在位:紀元前1479-1425年頃)、太陽神のアテンの崇拝を宣言し、アクエナテンに改名したアメンホテプ4世(在位:紀元前1353-1336年頃)とその妃のネフェルティティ、そして王家の谷で豪華な副葬品のお墓が発見された(紀元1922年)ツタンカーメン(在位:紀元前1333-1324年頃)の時代でした。国家権力が文化、建築や美術の発展にも繋がりましたし、アクエナテンの革命的な行動によって美的な感覚においての特に大きな変化が首都の名前からアマルナ美術と称する現象を生み出しました。
このレリーフは2人の人物が奉納品を運ぶ姿が表されています。前者は右手にパピルス一本を持っており左手の肘にかけているものは麦(?)の束のように思われます。後者は食べ物が置いてあるお盆を運んでいます。彼の左ひじの下辺りに家鴨が表されています。背景には多くのヒエログリフ(象形文字)が見えます。二人とも上半身裸で短い布をスカート状に巻いています。
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