株式会社 太陽

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文殊菩薩
インド、パーラ時代(紀元8~12世紀)、片岩、高さ: 38 cm

文殊菩薩は智慧を司る菩薩です。この智慧とは知恵や知識と違い悟りを開くための方法や心理を見極める認識力を意味します。釈迦三尊像として中央に釈迦菩薩、左右の脇侍として向って右に普賢菩薩、左に文殊菩薩が配置される場合がが多く見られますが単独でも祀られる場合が有ります。 文殊菩薩は右手に煩悩を打ち砕く利剣を持ち、左手には経典を持ち獅子に乗る姿が一般的ですが合掌する姿や菩薩共通の服装でなく鎧や僧侶の服装をしたりと信仰の多面性が考えられます。
作品は獅子の上に結跏趺坐し左右に伸びた蓮の華の上には経典が置かれて、その上には其々仏塔が配置され先端に坐像が見られます。菩薩の座る獅子は猛獣を支配する事が智慧に寄って頭脳が洗練されることの比喩です。 向って左下に跪く人物は利剣か或いは利剣の擬人化と思われます。
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